笑う大熊猫

笑いながら生きていくためにジタバタする日々を綴ります。

予防接種とわたくし

先日のこと。

 

3歳になる息子の予防接種に行った。

 

赤ん坊のころから生後計画的接種が義務付けられたものも

任意のワクチンも注射してきて、

チクりとされると彼はやはり反射的に大声で泣いた。

 

血筋なのか、(私も私の父親も痛みには強い方)

もともとそんなに泣き続けるわけでもなく

1~2分もすれば泣き止むのだが、

今回もやはりスムーズに事を運ぶべく

事前準備を整えていた。

 

3歳ともなるといろいろわかってきているし、

注射針を見て大暴れするんじなかろうか。

息子は無駄に力が強いし、

掛かり付けの小児科はヨボヨボのおじいさん先生なので

蹴とばしたり逃げ出されたらと思うと

行く前から入念に洗脳せねばと。

 

「落ち着いてきいてね、もうすぐ病院に行かなきゃならないの」

「注射でお薬を身体にいれなきゃいけないんだ。それで、ちょっと痛いけど、

大切な事だから頑張れるよね?もうお兄さんだもんね?」

 

3歳児は、赤ちゃんと子供の間で常に揺れ動いているので、

お兄さんというパワーワードに弱い。

数週間前から、少しづつ言って聞かせて自信(?)をつけて

わかっているようなわかっていないような息子を連れ、

予約した小児科へ。

 

予約したのに1時間くらい待たされ

(子供用の待合室におもちゃがたくさんあるからいいんだけど)

いよいよ呼ばれて診察後、

「こっちのお席へどうそ~」と促されやや後方の台の前に移動。

看護師さんが左腕の肩の辺りを消毒し、先生を待つ。

 

意外にも息子はおとなしい。よくわかってないのかな?

医師は何やらパソコンの前で作業中。

 

息子の表情にもやや緊張の色が。

 

医師を待つ母子。(無意味に韻を踏んでもた)

・・・。

 

せんせい作業長くない?

よーく見てみると、医師のパソコン画面はどこかの地図を開いている。

 

明日学会にでも行くのかしら?診察中に確認せざるを得ないほど忙しいのかな。。

 

食べログ」みとった。

 

それで待たされたんかいコラ。

 

(子供に優しいせんせいだから良いんだけど)

おじいちゃんだから動作が遅いのも手伝って

いつものんびりである。

ようやく振り返りニコニコしながら

「あんまり痛くない注射だから大丈夫だよ~」

ゆっくりながら流れるような手つきで息子の腕を取り、

ササっと打たれる。

 

息子「・・・。」

 

無言。

 

イヤ痛点ないんか?

 

 

こんなに痛がらないって逆に心配。

神経…は通ってるはず転んだらちょっと泣くから。

 

スムーズで良かったけどね。

帰りにシールもらってむしろご機嫌だった。

 

第一子はくだらないこともいちいち心配なんである。