「オキナワノコワイハナシ」とわたくし
怖い話が好きだ。
ホラー映画、小説の類は大体好きだし
都市伝説とか妖怪も興味がある。
幼いころ、夏は座布団抱えてテレビの前に正座し
「あなたの知らない世界」を生唾飲んで視聴し、
今はなき少女漫画雑誌「本当にあった怖い話」も良く読んだ。
ちなみに今も心霊研究家になれたらなりたい。
そんな職業で食っていけるのか疑問だが。
ざっくりと全般的にオカルト好きなのだが、
特にジャパニーズホラーが好みである。
そんな私が最近見て良いと思った作品。
「オキナワノコワイハナシ」
amazonで暇つぶしに見たのだが、
それがとてもよかった。
好みのほんのりと、ゾワゾワと怖いやつ。
ホラーは控えめが良いと思う。
ジェイソンとかチャッキーも嫌いじゃないが、
騒々しいよりじわーッと出てくるのが味わい深い。
あくまで個人的な感想だが。
面白かったのでググってみたら、
「オキナワノコワイハナシ」は沖縄版の
世にも奇妙な物語みたいなものらしい。
世にも奇妙な物語と言えば、
オカルト好きには知らぬ人はいないはず。
ますます興味深い。
しかも役者さんも皆美男美女で演技も上手い。
ローカル作品とかB級C級ホラーって、
素人同然の演技と見た目の役者さん揃いのものもある気がする。
見た目がその辺にいる人で演技も棒だと
やはりちょっと萎えてしまう。
更になんだかちょっとギャグ要素のある作品もあり
2014年の「チエコの霊」なんかは完全に狙っているが
ほっこりともさせられ、名作と言える。
『2004年8月、満月が芭蕉の濃い影を落とす深夜に、 沖縄ホラー「オキナワノコワイハナシ」が産声を上げた。
オムニバスの3本からなるドラマは、古から沖縄に伝わる風習、風俗、迷信などを包含した新たな恐怖のエンターテインメントとして熱狂的に受け入れられる。あれから10年、日本の最南端で沖縄ホラーは作り続けられ、気鋭のクリエーターたちが手掛けた作品は39を数える。』 (RBC 琉球放送ホームページより)
沖縄を拠点に活動するクリエイター達が監督ということもあり
作中には沖縄の方言も多用され、
そのせいで意味不明気味のせいなのか知らないが
レビューの評価がえらく低いものあるし、
登場人物の名前がほぼ金城とか(笑)
とにかく沖縄愛に溢れている。
(スタッフロールも玉城とか上原とか沖縄色が濃い。)
怖い話は私にとってファンタジーである。
生きてる人間の方が余程怖くておぞましい。
今夜も恐怖話でストレス解消がやめられない。