笑う大熊猫

笑いながら生きていくためにジタバタする日々を綴ります。

蝉とゲリラ豪雨とわたくし

夏も終わりが近づいてきた。

しかし今年の夏はハードモード過ぎないか。

連日の35度超えという大阪の酷暑に耐え、さらに今年5度もゲリラ豪雨に襲われ

自転車通勤のためレインポンチョで完全武装もむなしくブシャブシャに濡れた。

もともと雨女なので

最寄り駅に着いたら急に、とか

買い物終わって建物から出たら急に、とか

良く降られる。

でも今年は異常だ。

古典的な表現だがバケツをひっくり返したような、

短時間の豪雨が何度もあったように思う。

今朝もシャワー浴びたてのような格好で通勤電車に乗っている。

約10年前台湾の台北市に住んでいたのだが、今年の大阪は台北のジメジメした雨季にも似た

暑さと湿気とそして豪雨。

ハードモードである。

あくまで個人的な意見だが日本社会は人間関係はドライとは言い難い。

周りの空気を読んで、和を以て尊しとなす、的な

自分の意見ははっきり言わない事

本音と建て前は使い分ける事

それがウェットな日本社会を生き抜く秘訣とも。

日本のこの生き辛さに台湾の熱帯気候が入ってくるなら

人間関係は比較的サッパリしていて

人も優しい台湾に住んだ方が良い。

先日諸事情で3歳の息子と二人きりで台北へ行ったのだが

電車で席を譲ってもらったり、

空港やコンビニで声を掛けてくれたり、

台湾人の温かさに大層助けられた。

帰国してすぐ、某私鉄特急に乗ろうと駅員に質問して

冷たくあしらわれ、

台湾人と日本人の落差に驚いた。

帰って来なければ良かったとさえ思った。

余談だが私は蝉が嫌いだ。

子供の頃こそ鳴き声がしなくなると夏休みの終わりを憂い、

夏の風物詩的に思っていたが、

関西に住むようになってクマゼミの大合唱と大きな体がとても嫌だ。

台湾にも蝉はいる。

が、台北は都会なせいか日本より少ない気がする。

現実逃避なのはわかっているが、

逃げ出したい、ここではないどこかへ!!